パーマをセットする時、どんな感じで乾かしてますか?
今回はパーマの乾かし具合いについてです。
僕自身もパーマをずっとかけてますが、パーマは乾かす度合いでも変わるのでまとめてみました。
完全ドライVS生乾き
美容師によっては
『ある程度乾いたら少し湿ってる状態でムースをつけて』
『完全に乾かしてほぐす』
などばらつきがあります。
お客様聞いても
『しっかり乾かしてなにもつけないもしくはワックスちょっと』
『ちょっと乾かしたら生乾きで、ムース』
など色々です。
実際のところどっちがいい?
まずは特徴をまとめました。
生乾きのメリット、デメリット
まず、メリットは
塗れた状態のカールがでやすい
手間が少ない
セットの時間が少なくてすむ
テクニックはあまり必要ない
デメリットは
だれやすい
髪が濡れてこすれるとダメージになる
質感がウェットぎみになる
時間がたつと形が変わりやすい
衛生上乾かしたほうがよい
だと思います。
完全ドライのメリット、デメリット
続いて完全ドライのメリットは
セットの持ちがが良い
うまく乾かせばスタイリング剤をつけなくてもそれなりに仕上がる
ふあっとさせやすい
デメリットは
時間は生乾きよりもかかる
やや乾かしかたには慣れが必要
ですかね。
まあお互いメリット、デメリットがあります。
ですが、僕は断然完全ドライをお客様にはオススメしています。
オススメは完全ドライ!その訳は?
なんで完全ドライをすすめてるかというといくつか理由があります。
水分が飛んだときに形が崩れやすい
髪を中途半端に乾かしてスタイリング剤などをつけて仕上げると、時間がたって髪が自然に乾いたとき、ズレがでやすいと思います。
セットしたときは良くても出先で鏡を見るとなんか微妙に。。。なんてことにも。
よく美容室でパーマに限らす乾かしかたを説明するのは、髪が乾いて温められると形が変化し、冷ますと固定されるからです。
ブローもこの原理です。
それを手でやりながら説明してるんです。
そうすることによってスタイリングが長持ちに形づけてるんです。
パーマもしっかり乾かして形をしっかり固定するのとによって崩れにくい仕上りになります。
ポイント
水分を含んだままスタイリングすると重い質感になりやすい
ワックスやムースなどを使う時髪がしめっていると、水分とスタイリング剤がくっついていらない重さになることもあります。
厳密にいえばくっつくって表現は変かもしれませんが、べとっとしやすくなるというかふあっとした質感を邪魔する感じがします。
パーマは基本的に重力に逆らう動きをしますので、重さは基本的には邪魔になります。
ポイント
デザイン的にも
今のデザインって塗れたウェーブがそのままでるようなヘアスタイルは少ないと思います。
例えば髪が塗れた状態がベストであれば、固まるムースなどをあまり乾かさずつければ良いとおもうのですが、今バブリーな平野のらさんのようなヘアスタイルみたいなウェーブを求める人少ないとは思います。
質感的にも完全ドライの方がニーズが高いと思います。
少しグロッシーやウェットな質感も最近増えていますが、ドライで調整するよりスタイリング剤で調整したほうがやりやすいと思います。
ポイント
乾かしかたをまとめた記事はこちら
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簡単にできる!!パーマの乾かし方と5つのポイント
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まとめ
いかかですか?
パーマはしっかり乾かしたほうが綺麗なパーマスタイルを維持しやすいと思います。
是非パーマをかけたら、しっかり乾かしてパーマを楽しんでくださいね(*^^*)