パーマをかけた際
『どのくらいもちますか?』
と質問を頂くことがあります。
この記事を見ている人の中には、
かけたのがいつかわからないくらいかなりもつ
一週間くらいしかもたない
シャンプーしたらとれた
2~3ヶ月くらい
まだかけたことないけどもちがしりたい
などどのくらいパーマがもつのかよくわからなかったりパーマのもちにばらつきがあります。
今回はその原因や対処法についてです。
パーマのもちはどのくらい?
パーマの持ちに関しては、
かけるパーマの強さ
髪質
髪の状態
パーマの種類
によって変わってきます。
美容室では(僕的には)基本的な持ちの期間やパーマサイクルの基準があります。
ないとお客様にも説明できないですからね。
おおよその目安は3ヶ月
髪質やデザイン、パーマの種類によって変化する
髪質やデザインによって変化しますが、基本は3ヶ月くらいが僕の目安です。
お客様の状態によって多少もちが悪そうであったりすれば、2ヶ月半と説明することもありますが基本的には、3ヶ月を目安にしてもらっています。
パーマが強めならやや持ち自体はもちは+
ダメージやかかりにくい髪質はもちは-
を基準としてます。
ただいきなりまっすぐになるわけではないのでかけてからパーマを楽しめる期間はおおよそ3ヶ月かなと思います。
それを過ぎると、パーマが残りやすい人はまだまだウェーブはありますが、髪自体が伸びてデザインが変わるので同じようなデザインを維持するには3~4ヶ月で再度パーマをかけるお客様が多いと思います。
残りやすい人の場合、残ってるパーマでもそれを生かしたヘアスタイルにすることもあるので場合によってはさらに長もちともいえます。
とれやすい人は濡れたら多少はでるけど乾かすとまっすぐになるというのもこの頃かと思います。
どのお客様にも僕はパーマを長く楽しんでもらえるよう、1ヶ月半から2ヶ月後くらいにカットをオススメしています。
『カットをしたらパーマがなくなるのでは?』
という声も聞こえてきそうですがこれにはちゃんとした理由があります。
間にカットをはさむとパーマが出しやすくなる
パーマがだしにくくなるのは髪が動かなくなるから
1ヶ月くらいするとパーマがだしにくくなる頃かと思いますがこれは髪が動きにくくなっているのも原因です。
髪は重たくなると動きにくくなります。
一ヶ月くらいすると髪の重さで動きにくくなる時期になります。
パーマは基本的には髪を動かすものです。
髪がショートの人やメンズは髪を動かすスタイルが多いですが、1ヶ月半くらいでカットするお客様が大多数です。
そのくらいの時期に動きにくくなるからです。
パーマがかかっていても同様です。
パーマはまだ残ってるけど動きにくくなってパーマがなくなったように感じることがあります。
なのでお客様にも、
パーマ→カット(1~2ヶ月の間)→パーマ又は(パーマかけてから3~4ヶ月後)の周期でオススメしてます。
個人的には毎度パーマよりもコスパも髪にも良いと思います。
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1~2週間でとれてしまった場合
事前に告知がなければ美容室で無料フォローも可能。
かからない原因は種類がある。
かからないといっても原因は様々です。
ケース別にまとめました。
パーマ自体うまくかかってないケース
パーマ自体がうまくかからなかった場合。
かけたのに一週間もしないうちにとれた。
シャンプーしたらかかってない気が。
パーマがなんとなく弱い
などは美容室でパーマをする前になんらかの理由で事前にかかりにくいと言われてなければ、大体の美容室では無料でかけ直してもらえます。
基本的にシャンプーしたり一週間くらいではパーマはすぐとれるなんてことはありません。
美容室では基本手作業でお客様一人一人違う髪質のためかかりが弱かったということも起こり得ます。
よくお客様と会話で
『私はパーマがかからない髪質』
『昔やったけどすぐまっすぐになった』
とおっしゃるお客様がいますが、大抵の場合『パーマがかかる髪質』です。
美容師さんがうまくパーマをかけれなかったのが原因だと思います
初めてのパーマだと勝手がわからず髪質のせいと思うかたも多いようです。
もしパーマをかけてすぐとれたら一度美容室にはやめに相談してみたほうが良いです
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ダメージが過剰にかかっているケース
美容師さんに事前に言われるケースの理由の一つがこちらです。
髪がダメージを受けるとパーマがかかる部分が減るためパーマの持ちが悪くなります
パーマをかけて濡れてるとでるけど乾かすとパーマがでない美容師で言う『だれる』という状態にもなりやすいです。
近年では薬剤の幅がひろがりある程度のダメージは問題ないことが多いのですが、いきすぎたダメージはウェーブ形状がつくれなかったり、維持しずらい状態になります。
お客様からみて大丈夫だけど美容師からみたらパーマが厳しい状態なんてこともあります。
よくわからない場合は美容室で相談してみると良いです。
美容室でうまくかかるかわからないと言われたらせっかくパーマをかける気がしててかけれないのは残念ですが、素直にやめたほうがいいと思います。
また縮毛矯正がかかった髪も一見痛んでないように見えて負担がかかりがちなのと、熱で一度まっすぐにしているので、綺麗にパーマがかからないことが多いです。
あまり縮毛矯正からパーマはオススメしません。
どうしてもかけたい場合はデジタルパーマやエアウェーブなどの熱を使ったパーマでの施術がかかりやすいです。
パーマ自体がかかりにくい微シス毛のケース
ごく稀に本当にパーマがかなりかかりにくい人もいます。
ただしほとんどの人は基本的には大丈夫だと思います。
髪が太い、固い人は薬剤をしっかり浸透させればパーマはかかります。
逆に髪自体が健康でも細すぎる毛はかからない場合もあります
一見逆な感じがしますが、髪の中にはパーマがかかる部分があるのですが、それが人によって違います。
太い毛には多く細い毛は少ないです。
なのでその部分が極端に少ない場合にかかりにくい人がいます。
特徴としては、細く真っ直ぐで本数はしっかりあるのに毛量が少なく感じるひとに多い傾向にあります。
アイロンなどは跡がつくのでそういった方にはパーマよりアイロンがオススメです。
パーマと髪質についてまとめた記事はこちらから
パーマをもたせるには?
美容室でしっかりかかっていればすぐにはとれることはほとんどないですが、それでもご自宅でのケアでパーマのもちがよくなることもあります。
セットをしっかりする
髪は元に戻ろうとする性質がある
まずセットをしっかりするともちもよくなります。
髪は元に戻ろうとする性質があります。パーマで形を変形させても髪は元に戻ろうとします。それがパーマがとれるに繋がります。
しっかりとセットすることで髪が元に戻るのを抑制できます。
出掛けない日などもドライヤーをあてるときはしっかりパーマをだすようにしてください。
専用のケア剤を使う
専用のものを使うともちやだしやすさが変わる
今はパーマ専用のシャンプーやトリートメント、スタイリング剤などが沢山でまわってます。
パーマ専用のものは
パーマを邪魔しない設定になってたり
パーマがでやすくなります。
僕自信美容師になり自分の頭にパーマ専用ののシャンプーを使ってパーマがでやすくて驚いた記憶があります。
正直たいした変わらないと思ってましたからね笑
専用のものはやはりあつかいやすいと思います‼
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カラーはパーマの前にしておく
パーマの持ちを優先するならカラーは先に
パーマを後ですると色落ちなど原因になりますが、
カラーを後でするとパーマもやや落ちます
カラーはリタッチであればさほど影響はないのでパーマを近いうちする場合はリタッチがオススメです。
リタッチであればカラーのダメージは毛先にはないので、パーマと併用しても髪に優しいのもメリットです。
ただしあくまでパーマを最優先するならですのでどうしても毛先を染めたい場合は後でできないわけではないですよ。
パーマがうまくセットできない場合は?
パーマでの悩みでこちらも相談が多いですね。
以前こんなお客様もいました。
他店でパーマをかけたけどあまりパーマがでないと仰っていたお客様が
『どうやって乾かしてますか?』
と聞いたら
『いつも通り普通に』
と仰ってました。
いつも通り普通にではパーマがでにくいこともあります
説明しながら乾かすとパーマはしっかりでました。
お客様は乾かしかたの説明がなくよくわからなかったそうで、そうやってやればいい感じですねと仰っていました。
美容室で乾かしかたを詳しく聞いてみる
パーマにはパーマの乾かしかたがある
パーマは乾かしかたでかなりしあがりが変化しやすいです。
本来は美容室側がしっかり説明すべきことですが、説明がなく自分で乾かしたら上手くできなかったお客様がけっこういらっしゃいます。
もし説明がない場合は乾かしかたは聞いたほうがいいです。
当サイトでもパーマの乾かし方をまとめた記事もあります。
是非御覧下さい
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まとめ
いかがでしたか?
パーマはだいたい3ヶ月がもつ目安に
状態や髪質やパーマの種類によって多少もちが変わること
お手入れも長持ちのコツ
がポイントだと思います‼
是非パーマスタイルを楽しんでみてくださいね(*^^*)