ヘアカラーをされるお客様には、
真っ赤にしたい!
ピンク色がいい!
ホントのオレンジみたいな色!
漫画のような色にしたい!
シルバーにしたい!
白にしたい!
など派手で個性的なヘアカラーを希望されるお客様もいます。
そんなカラーをするときは、基本的にカラーのやり方が少し違います。
今回は、ビビットなカラーのやり方、メリットデメリットなどを紹介します。
ビビットなカラーは一度ある程度明るくしてから染める必要がある
まずはビビットなカラーにするには地毛を明るくする必要があります。
原色のような鮮やかな色にするために地毛の黒さが邪魔になるからです。
イメージ的には白い画用紙に赤色でなにか書くと赤ってハッキリと認識できると思います。
逆に黒い画用紙に赤色で書いてもなかなか赤色に認識できないと思います。
もし、うすーい灰色の画用紙だったら白い画用紙ほどではなくても赤色を感じれると思います。
イメージ的には髪も一緒です。
髪はブリーチやハイトーンカラーで黒から茶、黄色、白っぽくと変化していきます。
完全に白にしなくても、ビビットな色はでますが、黒色がなくなればなくなるほど原色に発色しやすくなります!
なので、ビビットなカラーをする場合は、まずブリーチやハイトーンカラーで髪を明るくする必要があります。
美容室で染める場合は、タブルカラーと呼ばれる技術になります。
ほとんどの美容室ではカラーカットの料金にプラス料金がかかるため、
広告なので、カラーカット○○○○円
とあっても、そちらの料金ではできないので注意してください!
もし毛先は明るいけど根元が伸びている場合は明るい部分しかビビットな色にならないため注意してください!
まずは土台作りのハイトーンカラーやブリーチから
まずカラーは土台作りのハイトーンカラーやブリーチからがしていきます。
やりたい色によってブリーチがハイトーンカラーをするかは変わってきます。
日本人は赤色の色素が多いので、暖色のビビットな色(赤色やオレンジ)はある程度明るくなれば、ビビットな色にもなるケースもあります。
逆に寒色の色味だと、地毛の赤みが邪魔するのでベースの赤みを削るようにブリーチが必要な場合がほとんどです。
したい色によっては、2回、3回ブリーチが必要
したい色や、お客様が元々の地毛でもってる色素によっては、ブリーチを2回3回しないといけない場合もあります。
その都度、料金が発生することが多いので、料金が高額になることもあります。
美容師さんの判断に依存しますので、よく相談うえで料金等確認してみてください。
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やり方は色々な方法がある
ブリーチやハイトーンカラーで明るくした後はいよいよ希望の色味を入れていきます!
次に使う薬はだいたい3パターンあります。
希望の色や、髪の状態に合わせて選択すると良いと思います。
それぞれ特徴があるので、参考にしてみて下さい!
通常のカラー
まずは、美容室で一般的なアルカリカラーと呼ばれるカラーです。
ビビットな色もだせますが、タブルカラーでアルカリカラーを使う時は、
外国人のようなくすんだブロンドヘアーやくすんだ緑がかった色や、ぎらつかないハイトーンがオススメです。
ヘアカタログなどにでている一般的なヘアカラーでも一度のカラーでは表現できないことがあります。
美容室でアッシュ(青)やベージュなどにしても実際モデルさんのような色にならないケースは、地毛の色味が邪魔するからです!
原色ではないけど、透明感のあるベージュやゴールド、くすんだグレイのようなカラーはアルカリカラーのタブルカラーがオススメです!
通常のカラーについてまとめた記事もありますので合わせて是非ご覧ください!
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マニキュア
次に紹介するのがマニキュアです!
こちらは、ビビットな色味表現に適しています。
紫色の前髪をしたご年配の人などはマニキュアを使用してます。
色の鮮やかさや透明感が特徴的です。後は髪をコートする働きがあるので、はりや艶がでます。白髪染にもよく使われてます
最近僕の回りの美容室や美容師さんはマニキュアより次に説明する塩基性カラーをタブルカラーで使用しているサロンがほとんどです。
塩基性カラー
ビビットなカラーの大本命です。
ネットでビビットなカラーや原色系カラーを調べると、マニパニックやカラーバターなどが代表されるのか塩基性カラーです。
カラートリートメントと呼ばれてるものもあります。
特徴はビビットな色味がだしやすく、手触りは髪にトリートメントをしたような質感になることです。とにかく色味がハッキリとでるため、ビビットなカラーにむいてます!
ダブルカラーはまず、ビビットな色をだすためにブリーチやハイトーンカラーをすると髪にかなり負担がかかります。
当然手触りや、質感は悪くなります。
そこにアルカリカラーだとさらに手触りの劣化やダメージが加わります。
塩基性カラーは、通常のカラーよりダメージはかなり抑えられます
まったくのダメージが0ではないと僕は思います
ですが、トリートメント成分がかなりはいっているため手触りや、艶がかなりよくなります!また質感もしっとりするためブリーチやハイトーンにした後に扱いにくい部分をフォローしてくれるまさにうってつけだと思います!
最近では、通常のカラーのように仕上がるタイプもあるためかなりダメージを抑え仕上がりの手触りの良さから美容室で併用されるケースも増えています。
髪のダメージの状態と相談しながら施術しよう
注意する点はダブルカラーは髪に負担が大きい点です。
特にブリーチを使った施術は美容室でも一番といっていいほどリスクのある施術です。
ヘアファッションにはダメージがつきものですが、限界をこえると、オシャレになるどころか、残念な感じにもなりかねません。
そして一度ブリーチやハイトーンからをすると、その上からカラーをしても、色が抜けてくるとまた、明るい髪になってしまいます。
ハイトーンだと地毛とのコントラストがつきやすく、すぐに根元の伸びが気になるのと伸びてるとだらしなく見えます。
思い付きでやってしまったり、飽きやすい方はのちのち大変になることもありますので注意してください。
学園祭やイベントなどで1日や期間限定でビビットな色にしたい場合はカラーワックスやカラーチョーク、カラースプレーなど洗い流せば落ちる1日だけ色を着けるものもありますのでそちらを検討するのもいいと思います!
自分で色だけいれたいけど入れれるの?
やってみたいけどお金がかかるし、できれば自分でやってみたいと言う人もいると思います。
もちろん美容室のほうが上手くいきます!
が自分でできないこともないです。
ブリーチは自分でやらないほうがいい
自分でやるにしてもブリーチはやらないほうが絶対にいいです!
ムラになりすぎると美容室でもなかなか直せませんし、ダメージもかなり恐いです。
美容師でもブリーチは綺麗に染めるのは、難しい技術です!
コストが気になるなら、美容室でブリーチして、美容師さんにアドバイスしてもらって家でカラートリートメントとかのほうがいいです。
それでも、どうしても自分でやるのであれば、ブリーチはさけハイトーンカラーの薬で染めるのを推奨します。
塩基性カラーなら自分でやってもダメージのリスクはすくない
まだ根元の伸びも気にならない状態である程度明るい髪であれば、カラートリートメントや、マニパニックなどがリスクが少ないし、自分でもやりやすいと思います。
ムラにならないようにかなりたっぷりつければ自分でも色の選定さえ間違わなければうまく染まります。
自分でやるなら、
量はたっぷり、ケチらない!
うまくいきやすいのは赤などの暖色系
マニックパニックの公式サイトに、染める手順を参考にしてみてください!
マニックパニック公式
色の調整は難しいケースも
色の調整ですが。イメージは絵の具の配合に近いです。
例えば、金髪に、青を使うと緑になることがあります。
これは黄色と青色の絵の具をまぜた時と一緒です。
注意する点は、使った色に必ずしもならないことがあるです。
美容室ではこの配合を勉強し、あえてしたい色と、違うカラーを使い、仕上がりは希望どおりにすることがあります。
塩基性カラーやマニキュアは通常のカラーよりは、ダイレクトに色がでますが、先程説明した違う色になることがあるので注意してください!
ちなみに暖色は日本人ベースなんで比較的変色しにくいのでオススメです!
青や水色は緑によりやすい傾向にあります。
まとめ
いかがでしょうか?
ブリーチや、塩基性カラー、マニキュアを使えば派手な色やアニメのような髪にもできます!
あまりお金をかけたくなくても、髪がすでに明るい場合は、自分で塩基性カラーやカラートリートメントなどなら挑戦するのもいいと思います!
美容室でも取扱いのない店舗もあるので、ド派手なカラーにしたい場合は、美容室に問い合わせて見てくださいね!
ダメージには気を付けて楽しめるといいですね(*^^*)
カラートリートメントのオススメ
髪に関するお悩みありましたら、気軽に相談してください!