縮毛矯正をかけてる人や興味のある人は、一度は目にしたことがあると思う
【酸性縮毛矯正】
フレーズを聞いてもどんなものなのか連想しにくいと思います。
今回は酸性縮毛矯正について簡単に解りやすくまとめました。
酸性縮毛矯正とは
酸性縮毛矯正とは読んでそのまま、酸性のお薬でかける縮毛矯正です。
ざっくりと説明すると、ダメージが少なく自然なふんわりとしたストレートになりやすい縮毛矯正です。
髪は弱酸性でできています。
美容室でよくある薬は弱酸性の髪をアルカリ性のお薬で状態変化させてパーマやカラーをして希望の形にして構造を変化させたのち元の状態に戻していきます。
その際元に戻りきれない髪の部分もあり、それがダメージへと繋がります。
そこで酸性のお薬で髪の構造をできるだけ変化させずにパーマ(縮毛矯正)やカラーをすることで髪の変形(ダメージ)を最小限にするといったコンセプトの元に作られてます。
髪は弱酸性、酸性の薬で作業と聞けばなんとなく傷まずに良いものといった印象がありますよね。
ですが、美容室で酸性のものばかりではなく昔から使われているアルカリ性のものがまだまだ主流なのには理由もあります。
酸性縮毛矯正にもメリットもあるしデメリットあります。
酸性縮毛矯正のメリット
1変性がが少ないというのが一番のメリットです。
変性が少なければ少ないほど髪は痛みません。
⚠酸性だからまったく痛まないというわけではありません。
2ペタンコになりにくく自然なストレートに
通常の縮毛矯正よりも髪に弾力(ハリやコシ)が残りやすいためぺたんこになりにくく、自然なストレートになりやすい。
3変性がすくないため縮毛矯正をかけても、パーマをかけやすい
通常縮毛矯正をかけた後は比較的パーマがかかりにくいのですが、酸性縮毛矯正だと縮毛矯正後でもパーマかけやすい傾向にあります。
大きなメリットはこの3つです。
髪への負担が少ないのと、自然なふんわりとしたストレートというのは癖毛の人が理想とするところでもあるのではないでしょうか?
酸性縮毛矯正のデメリット
1技術力にかなり左右される
技術力にかなり左右されます。
元々のパワーが弱いため工夫してかけないと上手くいかないこともあります。
伸びない
物理的パワーのかけすぎで痛む
といったこともおこりえます。
2薬自体は強いため肌が負ける例も
基本的には縮毛矯正のお薬は肌にはつけませんが、皮膚についてしまった場合トラブルになりやすい面も。
これは美容室側が気をつければおこらないことでもありますので参考までに。
3がっちりストレートはアルカリ性縮毛矯正のほうがオススメ
酸性縮毛矯正のメリットは自然なふんわりとしたストレートだと思います。
しかし、
可能な限りボリュームはできるだけなくしたい
美容室でもたまに縮毛矯正が伸びないこともあるような強い癖
がっちりストレートにしたい
そんな場合人によっては物足りないこともあります。
知合いの癖毛の美容師さんが酸性縮毛矯正をしているのですが、
『いつもより柔らかい自然なストレートは嬉しいけどもちは普通の縮毛矯正より1ヶ月くらい早く気になる』
と言ってました。
自然な感じと言っても縮毛矯正になれてる人には少しストレート感が弱く感じることもあるようです。
よくある質問
よくある質問もまとめました。
酸性縮毛矯正は痛まない?
痛む痛まないで言えば少なからず痛みます
ただ変性がすくなければ、ダメージのリスクは減らすことは可能です。
癖はちゃんと伸びる?
基本的には伸びます。
しかしアルカリ性の縮毛矯正のほうがガッチリ真っ直ぐには向いてるとおもいます。
また殆どの癖の人は大丈夫ですが、本当にに癖が強い場合(天然のアフロになるくらい)酸性縮毛矯正では物足りないこともあります。
痛んだ髪にも平気?
基本的に酸性だろうがアルカリ性だろうが極度のダメージにはあまりオススメしません。
しかし、ダメージヘアーにどちらがリスクが少ないかでいえば酸性に分があると思います
なんで割高なの?
技術力に左右されるため技術料と美容室ごとではありますが薬剤自体がやや高価だからという理由が大きいと思います。
まとめ
どうですか?
酸性縮毛矯正のこと少しはイメージできたでしょうか?
往来の縮毛矯正だとまっすぐすぎたり
真っ直ぐすぎて不自然
ペタンコが嫌
なんて場合は酸性縮毛矯正がオススメです(*^^*)