髪をかなり明るくしたり、ビビットなカラーにしたいとき、どうしても黒髪が邪魔になります。
そこで、髪の色素を大幅に使うのがヘアブリーチです。
ブリーチを使えば一気に明るくすることもでき、普段できないような色に染めることもできます。
しかし美容室でブリーチすると、ブリーチ+カラー代がかかってしまいます。
料金的に高額になりやすい施術ですのでついつい自分でチャレンジなんて人もいます。
実はセルフブリーチは大変危険で、メリットは安いですが、デメリットには下手すると、1~2年は悩まされることになります。
今回はそんなセルフブリーチについてです。
セルフブリーチはかなり危険
今やドラックストアにいけば、セルフで染めれるカラー剤は大量に販売されてます。
安価な値段で染めれる反面、
ダメージ
色ムラ
希望の色にならない
などのトラブルもあります。
通常のカラーであれば、一度の施術でとんでもなく痛んだり、すごいまだらになるとかは最近の薬剤は塗りやすくなってるのでないみたいですね。
毎度自分で染めてなければ美容室でもある程度綺麗に染めれることが多いです。
本音で言えば美容室で染めた方が絶対にオススメですが、色々事情もあると思うので仕方ない部分もあると思います。
ただしヘアブリーチは別です。
ブリーチはかなりのパワーと脱線力そして皮膚への影響もはかりしれないからです。
ブリーチのリスクについてまとめてみました。
ダメージはトップクラス
ブリーチは美容室で扱う薬でもトップクラスのパワーです。
髪への負担はかなりあります。
元々髪にダメージがある状態で見誤ると髪がチリチリになったりゴムのような状態になることもあります。
髪の状態の痛んでる痛んでないの判断は、実は意外と難しいんです。
美容師である程度経験がないと見抜けないダメージなどもあり、自分での判断はかなり危険を伴います。
髪はダメージを受けたら直ることはありません!トリートメントなどで補修はできますが、一度受けたダメージが完全に直るわけではないです。
もしセルフブリーチなどでハイダメージ毛になってしまったら、その部分を切るまでしばらくハイダメージ毛と付き合わないとだめになります。
そこでトリートメントやカット、ヘアケアなどをして逆にコスパが悪くなることもあります。
色ムラの呪いがかかる!?
ブリーチは塗布量や温度によって明るくなりやすさが変わります。
ヘアカラー、特にブリーチは塗布量を均一に髪につけたり、明るくなりやすい部分には薄くつけたり、手早く塗らないとムラやダメージになったりします。
ヘアカラーの塗る技術のすべてができてないと綺麗に染めれません
美容師でもカラー経験の少ないアシスタントにはまかせれないくらい繊細な技術です。
ブリーチムラになった髪を綺麗にそめるのは、さらに至難の技です。
ムラになればその後上に色をいれてもムラになります。
そしてそれが髪が伸びてブリーチ部分がなくなるまでしばらく続きます。
まさに呪いのような状態です。。
パーマや縮毛矯正ができなくなる
ブリーチでムラになると、一つの頭にダメージの部分と健康な部分、ちょっと痛んだりしてる部分など、髪のダメージもムラになります。
そうなるとパーマや縮毛矯正が出来ないこともあります。
(ブリーチをした髪自体負担が大きいので、美容室でしてもパーマや縮毛矯正ができないケースもあります。)
通常髪のダメージは毛先に行くに従ってダメージは増えてグラデーション状態になっています。
この状態なら薬や施術で対応可能です。
しかしブリーチムラだと至るところにダメージにばらつきがあるので対応しきれません。実際に断るケースもあります。
やりたいヘアスタイルが下手したら1~2年できなくなるリスクもあるということです。
皮膚への負担も大きい
ブリーチはかなりハイパワーな薬です。
服につけば色は抜けるし皮膚につけると僕はビリビリきます。
頭皮にもつきすぎると真っ赤になったり、ひどい場合出血することもあります。
美容室では綺麗に染めつつ根元にはべたっとつかないように頭皮への負担を最小限に抑えます。
頭皮のトラブルは長引きやすいので注意が必要です。
まとめ
セルフブリーチは、
色ムラ
ダメージ
頭皮の影響
が大きいです。
また、したいヘアスタイルに今後できなくなる可能性や、しばらくまだらな色になるリスクがあります。
さらにそれがブリーチ部分が切ってなくなるまでしばらく続くこともあります。
絶対にオススメはしません。
もしどうしても、タブルカラーをしたいけど、全て美容室でできない場合は、ブリーチを美容室でやって被せる色を自分でやった方がいいと思います。
できれば、美容師さんに相談すれば、だいたいは親身になって答えてくれると思いますよ。
セルフブリーチを考えてる方は、一年くらい髪があつかいにくくなる覚悟が必要です。
できれば美容室をオススメします。