いざ、パーマをかけたいと思って美容室を予約するとき、パーマの種類が沢山あって、違いや、なにが自分に適してるのか、わからないことありませんか?
そんなパーマの違いや、ヘアスタイルに合わせたパーマの種類などの違いを紹介していきます
そもそも、種類によって仕上がりはそんなに違う?
パーマがかかる原理は一緒ですが、工程や、巻き方、パーマのお薬を変えることにより、仕上がりは変化していきます。
お客様のニーズに合わせて、進化しているパーマ
種類によっては専用の機械を使ったり、工程を変えることによって求めるヘアスタイルをより表現しやすくなります
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パーマの種類と特徴
僕的には、どの種類のパーマでも工夫次第では、ほとんどのお客様の希望のスタイルにはなると思っていますが、パーマの種類によって得意分野があると思ってます。
得意な分野のパーマでかけると、再現しやすかったり、パーマの長持ちに繋がりやすくなったりとメリットが沢山あると思います
一般的なベーシックなパーマ
通称コールドパーマと言われるパーマです。
美容室によって表記は違いますか、ノーマルなパーマがこちらのコールドパーマになります。
昔から続く技法で巻いて薬をつけて、流したのち、薬をつける工程のパーマです。
メリット
- 最小限の工程のため時間が早い
- 値段設定も、一番安い場合がほとんど
- 濡れた状態でウェーブが一番でるので、ウェットな質感のスタイルのパーマにはいい
デメリット
- 他のパーマよりとれやすい
- 僕的にはクリープパーマがコールドパーマの上位交換のパーマだと思っているので、使うメリット自体あまりない
- 縮毛矯正がかかった髪には難しい
技術の進歩により、料金、時間以外でこちらをオススメする理由はないですね。
もちろんコールドパーマが悪いって訳ではないです。でも、コールドパーマであれば、クリープパーマで対応したいです。
クリープパーマ
コールドパーマの工程に近いですが、
巻く→薬をつける→流し→加温もしくは、ドライヤーで乾燥、もしくはスチームを当てて時間を置いてから、固定する薬
工程的に一度お薬を流したのち、加温などの工程をいれることにより、薬をパワーを弱めてかつ、しっかりかかります。
この流したあとの時間をクリープ期と呼んでいて、美容師さんによって、意見がわかれるのですが、
この時間に髪の内部からパーマの形になるため、かかりがよくなるという意見と、
薬は流しても、微量は残留するため、緩やかにパーマの反応が続いてるから最初薬を流した時よりかかりがよくなるという意見があります
パーマは最初のお薬が髪に負担がかかりダメージにつながります。また置く時間が長いほど負担になります。
クリープパーマは最初に使う薬が8割くらいのパワーまたは、時間を短くできるので、髪に負担がすくなく、クリープ期で、弱いパワーでじっくりかかるので、負担が少なくしっかりかかります。
メリット
- ルーズな質感を作りやすい
- 持ちがコールドパーマよりいい
- ダメージを抑えれる
- くっきりウェーブもだせる
- かかりにくい髪質にもかけやすい
デメリット
少しだけ時間がかかる
縮毛矯正のかかった髪はやはり難しい
どんなスタイルの対応しやすく、さらに持ちが、よく僕的にはこちらが一番やりやすいです。
こんな方に特にオススメ
特にナチュラルやルーズ、癖毛風などのスタイルにはオススメです
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デジタルパーマ
機械を使ってかけるパーマです。
髪を巻くロッド(髪を巻く棒みたいなの)が暖かくなり、熱の力も使いかけてくパーマです
工程的には、まず巻かないでカールの欲しい部分に、薬をつけて流したのち巻いて熱をくわえてから固定していきます。
メリット
- 熱のパワーも使うため、パワーが、特に長持ちする
- しっかりかかる
- 熱を加え乾燥させるため、乾いた状態でパーマがもっともだしやすい
- 薬は最初固形の薬を塗布するため、ピンポイントで、欲しい部分にだけかけれる
- いらないところは、負担をかけなくていい
- 通常の液体の薬をつかわないので、パーマ最中不快感がすくない
- 縮毛矯正がかかった髪にもパーマがかけれる(髪のダメージにもよりますが)
デメリット
- 熱をつかうので髪が固くなる(タンパク変性)場合がある。ダメージがやや心配
- 巻く本数が限られるため、細かいパーマにはやや不向き
- 時間がかかる
- 通常のパーマより値段が高い
- しっかりかかるので、飽きやすい人や、マメにスタイルを変えたい人にやや不便
こんな方に特にオススメ
パーマヘビーユーザーや、一定のスタイルをできるだけ保ちたい方や、しっかりウェーブや巻き髪みたいなスタイルにオススメ
また乾かしたときに一番パーマがだしやすいのでお手入れが楽という方が多いです
エアウェーブ
こちらも特殊な機械に入るパーマです!
特徴としては、ゆるいパーマしっかりかける(しっかりかけれないわけではない)です
緩いパーマをコールドパーマでかけると、とれやすい傾向にありますが、それを解決してくれるパーマです
クリープパーマの工程に、ガラス化という乾かした状態でもパーマでやすい工程がプラスされます
メリット
- クリープパーマと同様のメリットがある
- ガラス化により乾いたときにでやすい
- ゆるくしっかりが可能に
- 縮毛矯正のかかった髪に対応できる場合もある
デメリット
- 時間がかかる
- 値段が割高
- 取扱店がすくない
機械を使ったクリープパーマといったイメージです
こんな方に特にオススメ
ルーズな質感や柔らかい質感にオススメです。またガラス化により比較的自分で扱いやすい
コスメパーマ
今は、あまり耳にしませんが、パーマ液は医薬部外品で原則カラーと同日施術ができません
そこで化粧品分類のパーマ液だと同日施術が可能でした
一昔前、化粧品分類のパーマ液は、比較的パワーが弱いパーマ液で、ダメージ毛などにこの液で対応していて、痛みにくいパーマ液での施術をコスメパーマと呼んでました。(痛まないわけではありません)
現在は、やや規則が変わり化粧品分類の薬もパワーの強い薬も登場したり、通常のパーマでも髪質に合わせてパワーの弱い化粧品分類のパーマ液も普通につかうので、現在では、あまり区分されてないケースが多いです。
まとめ
僕的には
トータルバランスでクリープパーマ
しっかりかけるデジタルパーマ
ゆるくしっかりのエアウェーブ
持ちが
デジタルパーマ≧エアウェーブ≧クリープ
ダメージが、少ない
クリープ≧エアウェーブ≧デジタルパーマ
値段
<デジタルパーマ=エアウェーブ〉クリープ
でイメージしてます
ただしかけ方や、薬、スタイリストによって仕上がりやかけ方も異なるので、あくまで目安にしてみてください
他にもまだ沢山パーマがありますが、需要が多いのはこのあたりですね
参考にしてみてください!