多種多様化する美容業界。
様々な技術が生まれてるわけですが、結局今一、広告だけでは違いが分かりにくくなっています。
そこで今回は、縮毛矯正の種類と効果など、用途に合わせて説明していきます!
縮毛矯正ってなに?
縮毛矯正とは癖毛、広がり、縮れ毛などをまっすぐに伸ばす技術です。
最初はまっすぐにするだけだったのが、お客様のニーズにより、自然な仕上がりであったり、トップのボリュームがでにくいのをどうにかしたい、毛先は内巻きになど、様々な要望があり、それに対応すべく、薬や技術も進歩してきました
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縮毛矯正の種類や効果の違いは?
よく広告やお店で目にする縮毛矯正も沢山の名前があり、一見違いがわかりにくいですよね?
今回はよく目にする縮毛矯正の種類や、違いについて説明します
一般的な縮毛矯正(アルカリ性縮毛矯正)
もっともベーシックな縮毛矯正です。
お薬をつけ、髪の結合を緩め、アイロンで伸ばし次のお薬で固定する
縮毛矯正をされたことがある方なら、なんとなくイメージできると思います。
こちらの縮毛矯正
メリットは
- まっすぐになる。
- ボリュームダウン
- 癖毛、縮れ毛、広がりなど、癖毛全般的に綺麗に伸びやすい
デメリット
- ボリュームが落ちすぎる場合がある
- 髪を、アルカリ剤により、変性させるため、繰り返しかける場合は注意が必要(リタッチなどで対応可能)
- 人によっては、まっすぐすぎると感じる
○○トリートメント矯正や○○矯正など、商品名が頭にはいってる場合でも、酸性矯正以外はだいたいアルカリ矯正です。
もちろん、ボリュームダウンしないようにや、ダメージが少なくなるように、どの美容室も工夫してますので、この限りではないですのでおおよその目安です
低温縮毛矯正(ブロー矯正)
アイロンの工程を、ブラシで伸ばす、もしくはアイロンで低温のみ使用、またはブラシ+アイロンで伸ばす矯正を指すことが多いです
メリットは
- 根本の立ちあがりがつきやすい
- アイロンのみより自然な仕上がり
- 濡れた時癖がでる人には効果的
デメリット
- 時間がややかかる
- 暑い
- アルカリ性縮毛矯正なのは変わらないので繰り返しかける場合注意が必要
僕の美容室では、ブラシ+アイロンの温度を低くして、軽くアイロンです。
仕上がりがブローで、形を作ってから、アイロンで面を整える感じなので、仕上がりが自然に作りやすいです。
工程が増えるためやや時間がかかるのと通常のブローより髪が、濡れてる状態から細かく伸ばすため長時間ブローするため、やや暑いです(火傷とかはもちろんしないですよ)
ワンカールまではいきませんが、内巻きの補助的に矯正をかけれるので、ブロー、場合によってはハンドブローて内巻きも可能なこともあります。
酸性縮毛矯正
最近たまに目にする矯正です
髪はもともと弱酸性なため、あまり髪を変性させずに伸ばす矯正です。
変性がすくないため、ナチュラルな仕上がりであったり、ぱきっとした仕上がりになりにくい印象です
メリット
- 仕上がりが自然
- パーマへのスタイルチェンジが比較的しやすい(縮毛矯正後はパーマがかかりにくい)
- 根本の立ちあがりがいい
- 今の時代のニーズでは一番近いかも
- 低温縮毛矯正(ブラシを使った縮毛矯正)
- 強い癖毛だと、もの足りない感じも
- 薬自体が皮膚に刺激が強いため、注意が必要
- 癖が気になる周期が、やや早く気になることもある場合も
- 薬の性能よりも施術する技術者の力量に特に左右されやすい
ナチュラルな仕上がりで髪の変性もすくないためダメージも少なく、仕上がりは最近のヘアスタイルにも適してるように思います。
また髪の強度が弱いかたや、ダメージが進行し、これ以上アルカリ性の薬をつけるのが危険な場合にも対応できます
じゃなんでその技術がはやらないのってことですが、まず第一に技術者に左右されやすく、施術が往来のやり方では異なる技術の習得が必要であったりと美容室単位での技術の修得が、必要であったり、酸性縮毛矯正が出始めたときは技術の確立がされておらず、ネガティブな意見が多かったからだと思います
ただし、ボリュームをしっかり押さえたい場合やかなり癖の強い場合などは、アルカリ性縮毛矯正のほうがよいと思います
あと酸性縮毛矯正をかけてる美容師の女性にお話しを聞くと、少し癖が気になる期間が早い、お客様も気持ち周期が早まった方もいるらしく、
自然に=癖が気になりやすいケース
もありそうです。
どこに、重きを置くかでどの矯正を選ぶか変わりそうですね
縮毛矯正+パーマ
根本を、縮毛矯正し、毛先はパーマをいう技術です。
酸性、アルカリ性は店によりますが、癖や広がりは気になるけど、ストレートは飽きた方や、毛先を曲げて自然に等したい方はオススメです
メリット
- デザインの幅が広がる
- 癖がいらないところは、ストレートのため、自宅でも、扱いやすい
デメリット
- 縮毛矯正をかけてる方がやる場合、縮毛矯正が一度かかったヵ所にパーマをかけるためダメージが蓄積しやすい
- ストレートのときよりは人手間必要
こちらは、癖毛の方が、いい感じに、パーマをかけたいときにします。
癖毛の上からさらにパーマをかけると、ケースによっては扱いにくかったり、膨らみすぎる場合も。。。
そんなときとても有効ですが、
ダメージには注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
要約すると、
まっすぐ、しっかりなら普通の(アルカリ性)縮毛矯正、立ちあがりをつけつつ、ブローのように仕上げるなら低温(ブラシ)矯正、より自然に、髪の体力がなくなってる場合は酸性縮毛矯正
とおおざっぱではありますが、こんな感じです。
もちろん各美容室で、工程や、使う物も違うのであくまで目安としてください!
各縮毛矯正、伸ばすという意味では、共通ですが、髪の状態や、希望するストレートによって、まだ試してない縮毛矯正をしてみてはいかかですか?
仕上りも変わってくると思います!
あともうひとつ、縮毛矯正は経験や技術に左右されやすいので、どの縮毛矯正でも、信頼できる美容室選びが重要です!
カラーやカットはどの美容室でも、頻発に行われてますが、縮毛矯正は僕は一ヶ月で15人から30人程度行いますが、友達には、縮毛矯正は一ヶ月で二人程度という人もいるし、一ヶ月で、50以上という人もいます。
他のメニューに比べて、美容室によってはあまり縮毛矯正が盛んじゃない場合もあるとどうしても、他の技術が人気な美容師でも経験不足な場合めあるちょっとだけ特殊な技術です。
一概にはいえませんが、美容室を探すときは縮毛矯正をブログやホームページで推してるところのほうが、比較的安心かもしれませんね
最後に髪の悩みや、疑問、ストレートの悩み等、気軽にコメントもしくは、お問い合わせください(*^^*)
できる限り力になりますよ(*^^*)