いまや、定番のヘアカラー、オシャレや身だしなみにされている方沢山いらっしゃると思います。
そんなカラーリングですが、染めた時は、素敵な仕上がりですが、時間がたつと染めたてより、明るくなったり、色味が変化した。。。なんてこと、経験ないですか?
カラーの性質上、多少、色味が抜けるのは仕方がないことなのですが、できれば、良い状態を維持したいですよね!
また、染め上がりよりも、髪が、明るくなってしまうと、仕事や、学校の規則的にNGなんてこともあります
そこで、現役美容師の僕が、お店にいらっしゃるお客様にも評判の色持ちをよくしたり、染めて時間が経っても、明るさが変わらない方法を紹介します
カラーを長持ちさせるコツとは?
カラーは、自宅でのケアと、染める明るさ、染める色によって、希望したカラーの持続性が変わってきます
カラーするときに、皆様が、なにを中心に考えるかによって色持ちがぐっと変わってきます!
美容室でよくある例と共に解説してきます
すぐに色が明るくなるのが気になる場合
いつも気がつけば、髪が明るくなりがちになってしまう場合ですが、原因が、自分の髪の色素を削りすぎてることが、大半です。
カラーは数字で、明るさ(レベル)がきめられてますが、明るいほど数字が大きく、
6レベルでほんのり明るい
8レベルで染めてるのが確認できる
10レベルで、やや明るい
12レベルからは、少し派手に感じる
おおよそ、そのくらいの目安になるのですが、
例えば8レベルに染める場合、何度も全体を染めると、すこしづつ地毛の色素を削り、見た目は8レベルでも、髪自体は本当は、8レベル以上になっているんです。そして染料が、抜けてくると、きがつけば、8レベル以上の髪の明るさになっているんです。では、どうすればいいかというと、
リタッチと少し暗めに全体染めを交互に又は全体をできるだけ染めない
できるだけ地毛の色素を残すために、例えば、8(レベル)の希望だった場合、
①8全体→8全体→8
②8全体→リタッチ→8全体
③8全体→リタッチ(根元だけ染める)→明るくなってくる→6、5全体(少し暗め)→リタッチ→リタッチ→6.5全体
①は五回カラーしたとしたら五回削ってしまうので、地毛は10レベル以上になってる場合もあり、お薬をつける分ダメージも進行しやすく、色持ちが悪くなってしまいます
③が僕が美容室でも推奨してるやり方なんですが、この方法だと、毛先に薬をつける回数がもっとも少なく、かつ、6.5を混ぜることにより、根元を染める時に、必要以上に地毛の色素を削らないので、色抜けの少ないサイクルをつくれるんです!
②のやりかたも良いのですかやはりそれでも、色持ちが徐々に早くなるケースもあります。
少し分かりにくい説明でしたが、
仕事や学校で明るくなるのがNGな方は是非オススメなやり方です!
色味を長持ちさせたい場合
特に仕事や学校での制約がなくファッションとして、色々試したい!または、クリアな色味が好きなため、ハイトーンに染めてる等、の場合好きな色味がなかなか長続きしない悩みの方が多いと思います
そこで、できるだけ長持ちするカラーの方法ですが、
色味には得意なレベルがある!
実は色味には、得意な明るさがあるんです!その明るさ(レベル)にすることによって綺麗に発色して、抜けたときのズレを減らすことができるので、結果持ちもよくなるように感じます。
ざっくりですが、
暖色系のカラーは、6~8レベル
寒色系のカラーは、10~レベル
という具合に得意なエリアが違うんです
(⚠おおよその目安です!ダブルカラーや、高レベルの状態から染める場合はまた違ってくるので)
そして髪は明るく成る程、赤みを失い黄色味が強くなります。逆にこの性質を利用すると発色もよくなります
例えば、赤いのが嫌!という場合はよくマッドなどの反対色で染めたりするのですが、例えば7レベルのマッドでいくら色味で打ち消そうとしても、地毛の赤みが邪魔して少し色味がぬけただけでも、赤みがでてきてしまうそこで、地毛を10レベルまでにすると髪自体の赤みが7レベルよりも減っているので、結果赤みも消え、マッドもさらにでやすくなるんです
逆にピンク色にしたいと思ったときは12レベルだと、地毛に赤みが少なく、色味が少しでも抜けると黄色ぽっくなってしまうです。8レベルだと地毛に赤みの量が多く、地毛の赤みがプラスされるので、綺麗にかつ色味がでます!
この性質を利用すれば、比較的持ちがよいもしくは、色落ちが穏やかに感じると評判です
今現在、髪が明るい場合
この場合は、
色持ちを重視するなら○○(色味)ブラウンのように、ブラウンベースにしてもらうと、持ちがアップします
クリアな質感、外国人風なカラーがしたいのならば、色味のみで、気持ち暗めにすると、持ちが少しよくなると思います
最近だとプラスアルファで料金をとっている美容室もあるくらいの、色味自慢のカラー剤もでてるので、試してみる価値もあります
僕の美容室でも実験しましたが、元々明るめの方には効果的でした!綺麗だし、持ちも良かったです!ただそこまで元々明るくない人には正直よく違いがわかりませんでした
最後に持ちを一番とするなら、
ナチュラル系ブラウンで染める
これは、ナチュラルな茶色が好きな方や、一番に色持ちを考えてる方対象にはなるのですが、通常のカラーだと、実はナチュラル系の色味以外はあまり酸化重合という化学反応をしておらず、色味がのってるだけ(かなりざっくり説明です)と某メーカさんにお聞きしてそのためナチュラル系で染めたほうが、必然的に持ちがよいとのことでした。(メーカさんや、人によっては、けっこう説明が違うので参考までに)
実際ぼくの体感でもナチュラルが一番持ちますね。
まとめ
いかがでしたか?
皆様も、当てはまるようでしたら、実戦してみてくださいね!
本来美容師側から、提案があるのがベストですが、通っているとなんとなーくカラーをしていたり、または、自分のしたいカラーなどをうまく伝えられない場合は、是非参考にして、美容師さんに相談してみてくださいね!
もちろん僕に聞いてくれても、出来る限りのアドバイスはさせて頂きますよ(*^^*)
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