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【女子力大暴落】髪が汚く見える原因と髪を綺麗に見せるには?

職業柄、よく街を歩いてたりすると、ついつい頭に目がいきがちなんですが、たまに思うのが、

『ちょっと手を加えれば髪が綺麗にみえるのになー』

『せっかくロングヘアーなのに髪が汚くみえてる』

『使うヘアケア剤があってなさそう』

等、髪が汚くみえてしまっている人を見かけます。

実際に頭が汚れて不潔という意味ではなく、見せ方で汚くみえてしまっているパターンです。

 

この記事を読んで頂いてる人には、自分の髪が汚くみえるのが嫌という人もいると思います。

髪を綺麗に見せるにはいくつかポイントがあります。

今回は髪が汚くみえる原因と髪を綺麗に見せるポイントについてです。



 

髪が汚くみえる原因

髪が汚くみえる原因についてですがいくつか原因があると思います。

人によっては気がつかないうちに綺麗にみせてる人もいるし、意図せずとも汚くみえてしまっていることもあると思います。

美髪に見せるため汚くみえる原因と綺麗に見せる方法をまとめてみました。

まずは原因から。

 

ハイダメージ

髪のダメージは汚くみえがちです。

基本的に髪はダメージを受けると元にもどりません。

トリートメントなので補修しても本来の髪にもどることがないため、髪がハイダメージになると、いくらトリートメントをつけてもどうしようもない状態になることも。

髪はある程度までは傷んでいても綺麗に見せることは可能ですが、

ダメージで手ぐしが通らない

枝毛や切れ毛ができている

毛先が細かくはねている

に当てはまるくらいダメージが進行している場合は綺麗にみせるのも難しいため素直に切ったほうがいいと思います。

 

髪質や癖毛

髪質や癖毛でどうしても、綺麗に見えにくい髪質もあります。

髪質や癖毛を根本的にはなおせませんが、美容室や自分で改善はできます。

やや手間は増えますが自分の髪とは長い付合いになるのでコツをつかんで綺麗な髪に見せたいですね。

やり方は後程お話しします。

 

スタイリング剤やヘアケア剤が合ってない

これは見た目がやや汚れてみえるかもしれないです。

例えば皮脂がわりと多いオイリースキンな方は髪に油分が多くなりがちです。

髪の油分は適度にあればツヤっぽみえますが多すぎるとぎとぎとした印象みえることも。

ヘアケア剤はハイダメージ用には油分が多いタイプもあり、オイリースキンの人にはあまり相性はよくありません。

逆にあまり油分がなくカサカサする肌の場合髪もパサつきがちな場合もあります。

そういった方がライトなトリートメントでは、ばさついたりするのでこれまた相性がよくなかったりします。

髪や頭皮の状態に合わせたヘアケア剤とスタイリング剤選びも重要だと思います。

 

カラーの色

カラーの色や明るさによって汚く見えてしまうことも。

明るすぎる色や黄色味が強い髪はイメージ的にいたんで見えるため汚くみえがちになります。

明るいカラーにする場合はギラツキをおさえるため少しだけくすませたり、ヘアケアをしっかりとする必要があります。

さらに根元が伸びすぎていても汚くみえるため、明るくそめればそめるほどこまめにカラーをする必要がでてきます。

カラーについてもこの後まとめて説明してきます。

 

カットによる質感の荒れ

カットでも髪が汚くみえる場合があります。

ご自身で予防は難しいことですが、カットでハサミが入りすぎてしまったり、スキバサミですきすぎてしまうと質感が悪くなり、綺麗にみえません。

すくことが決して悪いことではありませんが、やりすぎは髪を汚くみせるため毎度髪が重いからといって大量にすくと逆に扱いにくくもなるので気を付けて下さい。

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髪を綺麗に見せるには

髪を綺麗に見せるには、ヘアケアも大事ですが、その他にも大事なポイントがあります。

それは

面を整える

ツヤ

カラーの色味と明るさ

ヘアケア剤やスタイリング剤選び

です。

 

面を整える

髪の表面が整うだけで髪はかなり綺麗にみえる‼

癖毛やダメージによって髪がピョンピョンはねていたり、チリチリっとした見た目になってませんか?

髪は全部綺麗に見せなくても表にでる面をととのえるだけでもかなり綺麗に見えます。

髪の表面厚さ3㎝くらいをブローもしくはアイロンをいれるだけで仕上りはかなり良くなります。

さらに仕上げにスプレータイプの洗い流さないトリートメントをつけるとさらに良くなります

ホンプ式のアウトバストリートメントは毛先には向いてますが面につけすぎるとぎとぎとになりやすかったり、べたつくのでスプレータイプがオススメです。

詳しくはこちらの記事で

【女子力UP】髪をツヤツヤに!美容師の髪のツヤ髪講座 ~その3

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ツヤをだす

やはり綺麗な髪にはツヤが不可欠です‼

面を整えるのもツヤをだすためともいえます。

髪は要点さえ抑えれば多少傷んでても綺麗には見せれます。

髪のツヤは適度な油分と光りを綺麗に反射させることによって生まれます。

それで先程話したアウトバストリートメントで油分を補充し、アイロンやブローで面を整え光りを綺麗に反射させることによってツヤがでます。

ツヤ髪についてまとめた記事もありますので詳しくはこちらをご覧下さい

【完全保存版】ツヤツヤな髪へ!美容師の髪のツヤ髪講座~まとめ

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カラーの明るさや色味

カラーは見た目やイメージ的に汚く見えてしまう場合もある。

先程も少し話しましたが、カラーが汚くみえる色は色味が抜けたギラギラした黄色です。

カラーリングは通常

ブリーチ作用(地毛の色抜く作業)

色を入れる作用

を同時に行ってます。

色を入れても色はいずれ抜けますがブリーチ作用で明るくなった髪はそのままです。

色味がぬけて脱色だけされた髪は汚くみえがちです。

あまり明るくないカラー(~8レベルくらい)であれば色が抜けてもブラウン味があるので汚く見えることはありません。

しかし、明るいカラーになると色味が抜けるとギラギラした黄色になり髪が汚く感じやすくなります。

芸能人の髪が明るい人をみても髪は綺麗にみえるのは、明るくても色味が足されてるからです。

逆に金髪に近い髪で根元が伸びてる人を想像すると髪はバサバサなイメージがありませんか?

それは根元が伸びてる状態になるまでカラーをしておらず、毛先の明るい部分の色味がぬけおちてしまっているのも原因のひとつだからです。

 

もう1つは色味です。

やはり寒色系は人気がありますが、髪を綺麗にみせるには、やや暖色系のほうが有利な気がします。

寒色系だからといって綺麗にみえないわけではありませんが、日本人の髪のメラニンは赤みが比較的多い傾向にあるため暖色系のカラーとの相性が良いと思います。

好みもあるのでこればかりはなんともいえませんが、より綺麗にと聞かれたら僕は暖色系をオススメします。

カラーの明るさについてはこちらをどうぞ

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ヘアケア剤スタイリング剤

髪質、頭皮にあったものを選ぶ

先程も触れましたがべたつきやすい髪に、油分の強いトリートメントなどは見た目がベタベタして逆効果等、使うものを間違えると汚くみえることも。

他にも痛んでいるからといってつけすぎるなどしても補修するにしても限度がありつけすぎは質感をそこないないます。

 

ヘアケアはやはりサロン専売品がオススメですが、今の時代ネットでサロン専売品も安く買えます。

そのことについては僕は髪が綺麗になるのなら良いことだと思います。

しかし、サロン専売品は細分化されているためどれが自分に合うかの選択が難しいです。

これは最近では、市販化された商品にもいえます。

実際、美容室でお客様と話していると自分自身の髪質や、頭皮の状態を勘違いしている人も多いです。

美容師でないとあまり人の頭を触ったり近くでみたりしないため、主観的になってしまうためあやふやになりがちです。

勘違いしたままヘアケア剤やスタイリング剤を選ぶと自分に合わないチョイスをしてしまうこともあります。

そうなると、使ってみても質感が悪く感じたり、なかなか髪は綺麗にみえません。

合わないと結局使わないから無駄になってしまっているなんてこともチラホラ聞きます。

 

適切なヘアケア剤を選ぶのであれば、美容室で最初美容師さんに相談して使ってみて、それを安く買えるとこを探したほうがいいと思います。

 

ちなみに美容室で

『市販のものでいいのありますか?』

と質問をうけることがあります。

ぶっちゃけ答えは

『わからない』です。

美容室で働いてたら専売品しか使わなくなるからです。

しかし最初はいい意味でやっぱり専売品は違うと思ったし、僕はメーカーの人に問い合わせたら市販品は市販品、美容室専売品にはおよばないといわれました。

まあ市販品のメーカーもサロン専売品をだしてるわけですから、値段が高い専売品のほうが良くて当たり前といえば当たり前ですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

髪が綺麗だとそれだけで楽しい気分になりますが逆に汚くみえてしまうとテンションも上がりませんよね。

汚くみえてしまう点当てはまる部分があれば気を付けて是非綺麗な髪にするポイントを抑えて美髪を始めてみてはいかかでしょうか?




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masa

現役美容師のまさです。 皆様に髪に関する良い情報を伝えたいと思いますので、よろしくお願いします!

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