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知らなきゃ直せない!?【髪がはねる】原因と対策は?

髪の悩みに多いのが、

髪がはねるという悩みです。

実際にお客様の頭を見てみる原因はいろんな部分にあります。

今回は髪がはねる原因や対策についてです。

場合によっては自分からはねやすくしてしまっていたり、知らず知らずはねやすい髪型になってしまっていることもあります。

これを見てはねる毛とサヨナラしましょう。



髪がはねる原因は

まず髪がはねる原因は、

乾かし方

カット

髪質

長さ

ダメージ

が主な原因です。

 

乾かし方

髪を乾かす過程でもはねることがあります。

ブラシなどを使うブローではなく、濡れた状態からの乾かし方一つて収まりがかなり変わってきます。

難しいことをするのではなく、正しい乾かし方をしれば改善されるケースもよくあります。

乾かし方についてはこの後で説明していきます。

ポイント

髪を乾かすどきこそハネを抑える重要なポイントです!

 

カット

カットがうまくいってないケースではねることもあります。

かならずしもはねることが悪いわけではなくデザインとして跳ねさせることもありますが、意図しないハネは嫌ですよね。

 

カットではねさせないように切るっていっても言葉でいうのは簡単ですが、骨格にあったカットをしないとへんなハネがでてきたり、過度にすいたり、段の入りかたがよくなかったりとはねる要因はけっこうあります。

こんな人に多いハネ

髪をきったら急にはねだした。

美容室にいってからまとまらない

美容室を変えたらはねるようになった

 

髪質

癖毛の人ははねたりすることは自覚している人がほとんどだと思います。

ただしなかには隠れ癖毛の人もいます。

癖毛自体がとても大きく一定の長さじゃないとでてこなかったり

癖毛自体が弱いため、長いと気にならないけど、短くするとはねだしたり

自分で癖毛を自覚してないケース

もあります。

こんな人に多いハネ

バッサリ髪をきったら急にはねだした

短くすると収まりが悪い

髪を伸ばすとはねだした

 

長さ

長さによってはねやすい場合もあります

肩にぶつかる

トップの長さの差(レイヤーのはいった髪)があるヘアスタイル

などはねやすいヘアスタイルや長さがあります。

こんな人に多いハネ

肩や体にぶつかるヘアスタイル

ヘアスタイル自体が段などによって動きやすい

 

ダメージ

ヘアダメージもはねる原因になります。

ダメージによるハネは毛先の方向というよりも毛羽立ちのような細かいハネになります。

細かいハネがたくさんあると、全体的にまとまりの悪い印象を与えます。

 

こんな人に多いハネ

髪に重度の負担がかかっている

色がかなり明るく毛先がぎらついてる

 

ハネの原因についてはこんな感じかなと思います。

対処法についてもまとめました。



髪を跳ねさせないためには

髪をはねさせないようにする原因別でまとめました。

 

乾かし方でハネを抑える

乾かし方を代えるだけでも収まりがよくなることがあります。

チェックポイント

毛先を頑張って乾かすけどまとまらない

なんとなく髪を乾かしてる

根元は特に意識して乾かさない

ドライヤーを持つ手は決まっている

一つでも当てはまったらもしかしたら乾かし方の改善でハネが収まることもあります。

まず髪を乾かすことで重要なことは

根元の乾かし方

風のあてる向き

しっかり乾かす

熱の当て方

です。

 

 

髪の乾かすポイント

1まずは根元を乾かす

2ドライヤーの当て方は一定方向ではなく前から後ろからと左右振るように乾かす

3根元が乾いたら中間、毛先を乾かす

4中間を乾かすときは髪を軽く引っ張り風を髪と平行ぎみにあてる

5毛先はまとめて1~2回顔にむかってねじりながら乾かすと収まりやすい

 

ぱっとみ、最後以外あんまり毛先のハネに関係なさそうですが、髪がはねる原因は根元のほうにあることもよくあります。

いくら毛先をなんとかしようとしても、根元が上手く乾いてないと毛先は治りません。

根元は実は生え方にバラツキがあったり、まっすぐ降りなかったり意外とすべて同じ感じに生えているわけではありません。

左右に前後からドライヤーを当て車のワイパーのように振るように乾かすことによって根元がリセットされて収まりやすい髪になります。

自分で髪を乾かすときはドライヤーを正面から風をうける形で乾かしがちですが、濡れてる段階で後ろから前に風をあてるのも重要です。

 

そして根元が乾いたら、次は中間です。

中間は今度は髪を軽く引っ張りながら平行ぎみに乾かします。

根元と違い中間を引っ張りながら乾かすのは、ブローと似た効果があるのでツヤやおさまりがよくなるからです。

風の向きが平行なのは、直角ぎみだと風で髪がくびれたりすると毛先がはねるので平行ぎみがオススメです。

 

そして毛先ですがねじりながら乾かすのは同じ方向に髪を向けるためです。

ねじることにより内側にむかって毛先が向きやすくなります。

毛先がバラバラに乾いているとハネに繋がるため、まとめて内側方向に乾かすことによってハネるのが抑えれます。

 

根元をリセットし、中間を綺麗に伸ばしながら乾かし毛先を同じ向きにする

これができると癖毛が強くなければかなり収まりやすくなるはずです。

 

 

カット、長さによるハネの対処法

美容師さんの技術によるものなので信頼できる美容師さんを見つけるのが一番なのが前提にはなってしまいます。

 

カットによってはねやすい髪のなかでも、1㎝切れば治る場合もあれば10㎝以上きらないと治らない場合もあります。

例えばすきすぎて髪が軽くなりすぎている場合は1~2㎝切ってはねが納まるのは難しい状態です。

逆にカットの形が少しずれてるだけではねるケースもあり、1~2㎝ずつ調整するだけでかなりはねが収まることもあります。

 

僕は美容師歴が10年越えてますが、やはり経験によって見えてくるものや、スタイリストになってからも練習によってうまくきれるようになったものもあります。

ハサミを使った手作業故にわずかな差が扱い易くなる部分があると思います。

 

逆にいえばうまく扱いにくい髪でもカットし直せばハネが収まることもあると思います。

 

ちなみにカットで収まりがよくなる癖の度合いはCカールが目安です。

Cカールは髪を一本で見たとき半円を描いている癖です。

うねりがUターンしてアルファベットのSのようなカールになってくるとカットで収まるのが難しいと言われてます

 

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質による対処法

もし強い癖毛や、隠れ癖毛などではねる、根本的な原因がクセの場合は縮毛矯正をした方が楽な場合もあります。

くせの強さによっては、先程話したカットや乾かし方でハネないこともありますが、やはり強い癖毛ではねる場合は縮毛矯正や熱の力(アイロンやブロー)が必要になってきます。

毎日やるのが面倒でなければ、ブローやアイロンでいいと思いますが、

自分で手入れできない。

面倒。

といった方は縮毛矯正はオススメです。

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ダメージによるハネの対処法

ヘアケアをしっかり行うのはもちろんですが、ハネるほどダメージを負った髪はトリートメントでカバーが難しいので、カットといった選択肢がでてきます。

もし伸ばしているなどで切りたくない場合には、重めのトリートメントミルクタイプのアウトバストリートメントなどがオススメです。

アウトバストリートメントのオススメ

しっとりしてスタイリングにしも使用できます。

ハイダメージ毛の秘密兵器。

手触りの良さはサロン専売品のなかでもトップクラスだと思います。

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まとめ

いかがでしたか?

髪がはねるといっても原因や対処法も様々です。

いつもじゃないけどはねるのは、カットや長さ、隠れた癖

いつもはねる場合は乾かし方、縮毛矯正などを意識、とりいれてみてはいかがですか?




  • この記事を書いた人

masa

現役美容師のまさです。 皆様に髪に関する良い情報を伝えたいと思いますので、よろしくお願いします!

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