髪を見るとチリチリした状態に!?
そんな経験、もしくは今現在お悩みありませんか?
髪がチリチリする原因は先天的な場合と後天的なものがあります。
それぞれ対処法が違います。
今回は髪がチリチリする悩みについてです!
原因と対処法は?に、迫ります。
髪がチリチリになる原因と対策は?
髪がチリチリになる原因は髪自体が捻れてくるもしくは生まれつき捻れた髪質の場合とダメージによるものがあります。
前者は先天的なものなので、予防はなかなか難しいですが、縮毛嬌正や、ストレートに近いトリートメントシステムで改善することができます。
後者は予防することがとても大事です。もしチリチリまで髪がダメージを受けてしまうと簡単には治りません。
チリチリになる原因と対策をまとめました。
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日常のダメージ
髪がチリチリになる原因は過度なダメージが主な原因です。
通常髪のダメージの進行は、キューティクルの層が徐々にはがれ、キューティクルの層がなくなると内部が剥き出しになり、最終的には内部成分の流失へと繋がります。
キューティクルが剥がれてくると手触りの劣化や、艶の低下に繋がりますが、形はあまり変化しません。
ですが内部成分が流失すると髪が空洞状態になり元の形状を保てなくなります。
これがダメージを受けるとチリチリになる正体です。
チリチリした髪はダメージでかなり危険な状態です。
ですが、基本的に髪はとても強い構造なので髪が痛んでると感じる人でも、毛先2~3㎝内しかここまでダメージを受けることはあまりありません。
その2~3㎝が毛先のはねやまとまりにくくする原因のひとつでもあります。
日常でアイロンや、ドライ、ブラシ、カラーやパーマなどで過度なダメージをうけ、毛先がピョンピョンはねるようになるのは、髪の赤信号です。
髪がチリチリまで行くと、見た目的にもハイダメージ部分は切るしかなくなってしまいます。
そうなる前にヘアケアをしっかり行うことが大切です。
髪がチリチリに
注意ポイント
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加齢による髪の毛の捻れ
髪は25歳あたりから徐々に質が低下していきます。髪の質が低下すると徐々に癖がでたり髪が捻れてきます。
若い頃ストレートだった髪が年齢とともに癖がでて捻れてくると人によっては、髪がチリチリなった印象を受けます。
さらに年齢とともに髪は繊細になるので、ダメージも受けやすくなるので余計にチリついた感じになる人もいます。
対策としては、トリートメントの他に癖や捻れてチリつきがでる場合は最近では、アンチエイジングストレートがあります。
トリートメントもアンチエイジング用のものだと、かなり見た目や髪の操作性はよくなります。
アンチエイジングストレートは、年齢による癖や捻れた髪を扱いやすくする縮毛矯正です。
年齢によるチリつきは?
ポイント
髪のアンチエイジングについてはこちらの記事からご覧下さい!
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美容室での施術による急激なダメージ
美容室での施術で髪がチリチリになるケースもあります。
髪が薬のパワーや熱に耐えきれなくなり、過収縮と呼ばれる現象がおこり、髪がチリチリに。
美容室では、
ビビり毛と呼ばれ美容師としては起こしてはいけないトラブルのひとつです。
もし美容室で髪が薬や施術でチリチリになってしまった場合は、すぐに治すのは困難なため、ほとんどの美容室は、お客様の髪の状態が治ったと思うまで、無制限でトリートメントをサービスしているところが多いと思います。
僕は危険そうな髪の状態であれば、無理にお薬を使った施術はお断りします。
お客様なかにはそれでも、
「痛んでもいいからやってほしい」
「いつもこんな感じだけでしてもらってるからやってほしい」
というお客様も希にいますが、髪は一度、限界を迎えたらなにをしても治りません。
美容室にいくのは、
綺麗になるため
可愛くなるため
扱いやすくするため
すっきりしたい
など様々だと思いますが、髪を良くしたくて行くと思います。
そこでリスクのある施術は無理にしても、満足いく仕上がりにならないことが多いし、仮にその場では、上手くいっても時間がたつと髪が扱いにくくなるのがわかったうえでやるのはあまりにリスクがあるからです。
美容師さんによって考え方は様々なので、ダメージが気になる人は、カラーやパーマなどをする際はダメージの度合いやリスクも確認した方がより安全だと思います。
危険だと美容師さんに言われた場合は無理に負担のかかる技術はしない方がお客様の髪を守るためにもオススメします。
美容室で髪がチリチリに
注意ポイント
ビビり毛、チリチリした髪は直るのか?
チリチリした髪でも原因によっては見た目は直ることもあります。
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パーマのかかりすぎによるチリチリ
パーマのかかりすぎでチリチリに関しては、ダメージの進行と必ずしもリンクしてるわけではありません。
予想以上にカールが細くチリチリした状態であれば、ストレートや軽い縮毛矯正などで、見た目は直せることもあります。
ただし、治すにも
パーマダメージ+ストレート戻すダメージ
はかかるのであくまで見た目が戻るだけですのでアフターケアはとても大事になってきます。
サロンのシステムトリートメントや、家でも補修力の強いヘアマスクなどでメンテナンスする必要があります。
パーマによるチリチリは
ポイント
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薬のパワーよるチリチリ(ビビり毛)
薬によるビビり毛は直すのはかなり困難です。
直すには経験と技術、知識がかなり必要です。
正直、ビビり毛を作ってしまう美容師さんでは厳しいかと思います。
アフターケアで薬によるチリチリを直すためにストレートや、矯正でさらに酷い状態にもなりかねません。
もし美容室でアフターケアされるのであれば、カットしてトリートメントの方がリスクは少ないと思います。
他店でビビり毛になったお客様に相談を頂くこともあります。
リスクがある作業ですが、このままでは外出できない、仕事にもいけないと相談をたまに受けます。
僕は他店でビビり毛になったお客様をやる際は自己責任+やり直しなしを了承してもらってやります。
大体は見た目だけいえばかなり改善はできますが、髪がかなり危険な状態であることは、代わりありません。
かといってチリチリした髪が根元付近まできていたりしたら切るわけにもいかないし、そんな状態で日々を過ごすのはかなり酷です。
正直チリチリなった美容室でやるより、お金は別途かかっても、ビビり毛やハイダメージの毛を納める技術をやっている美容室でやってもらったほうが安全です。
美容室でチリチリになった髪を治すには
注意ポイント
まとめ
チリチリした髪は、
癖毛や、加齢によるものの場合は、トリートメントやストレート系の技術で改善がオススメです。
ダメージや薬によるものであれば、できればそうならないための予防をして、万が一なってしまったら、カットやトリートメントで対応することを勧めます。
もし長さによって、切れない、切りたくない場合は、ハイダメージやビビり直しなどの技術がある美容室に相談してみてください!
髪のダメージの悩みなどあれば気軽にご相談下さい!