お客様にはカラーのアレルギーで通常のカラーをしたくてもできないお客様がいらっしゃることがあります。
今までは、マニキュアやヘナ、塩基性カラーで対応してましたが、黒髪は明るくならず、白髪部分にしか色がはいらず、ファッションとしてはなかなか満足いく仕上がりが難しいことが多々ありました。
なんとかならないかと調べていると、ラクトンカラーというカラートリートメントを発見しました。
正直な話しカラートリートメントで明るくなるというのがあまり理解できませんでした。
しかし実際に使用してみて、なかなかいいと感じたのでご紹介していきます。
ラクトンカラーってなに?アレルギーの人も使える?アレルギーの主な原因とは?
ラクトンカラー公式ページ
https://www.mt-corp-alpha.jp/home/ラクトンカラー/
まずカラーのアレルギーの原因よくあるのがジアミンという成分です。
他にもアレルギーの原因になるものがありますが、主な原因がジアミンと言われています。
ラクトンカラーはノンジアミンでジャンル的にはトリートメントカラーですが、アルカリ性みたいですね。これが、通常のカラートリートメントとの違いみたいですね。
ジアミンを配合せず、通常のカラーと違い酸化染毛料も配合してないため、ダメージを抑えてカラーリングできるアレルギーの人にも、対応できる(ジアミンアレルギー以外だと無理な場合もあるのかな?)というのが特徴ですね。
しかし、アレルギーや頭皮に対してすごく気にされてそうな会社みたいで頭皮につけない0タッチを推奨しています。
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通常のカラーじゃなくても明るくなる?
僕が、一番気になった点がこれでした。トリートメントカラーは通常明るくならないのが当たり前でした。
ラクトンカラーはOXと混ぜることによって明るくできるアルカリトリートメントカラーみたいです。
実際に使用してみましたが、8レベル程度に明るくなりました。
髪質にもよるみたいですが、染めてるのがわかる程度には明るくできるケースが多かったです。
またOXを混ぜるのは普通のカラーと同じなのでアレルギーが心配でしたが今のところは特に問題はないですね。
僕はカラーのアレルギーチェックをすると皮膚が真っ赤になりますが、ラクトンカラーは平気でした!
絶対に大丈夫というわけではないと思いますがアレルギーチェックと地肌につけない0タッチの技術の併用でアレルギーリスクは限りなく減らせると僕は思いました。
アレルギーのせいで明るいカラーを諦めていた人には朗報だし、試してみる価値は十分あると思います
やり方次第では、通常のカラーに遜色のない仕上がりや色味を表現できると思います
白髪も染まるの?
まだ僕がなれてないせいかもしれないせいかも知れませんが、染まるけどやや薄くはいる感じでした。(あくまで通常のカラーと比較して)
ただまわりが明るくなって白髪にも色がはいるので白い部分がよく見ないとわからない程度にはぼけました。
白髪染としても、問題ないレベルだとは思います。
痛まないの?
ダメージはないわけではないですが、通常のカラーよりは少ないと思います!
トリートメント成分が配合されてるので、ツヤや手触りはよくなります。
実際に使用したまとめ
メリットは
アレルギーリスクが少なく染めれる
通常のカラーアレルギーがある人にも使える場合がある
ダメージが少ない
カラートリートメントでも明るくなる
発色が綺麗
つかい方次第では鮮やかなカラーもできる
デメリットは
細かいコントロールが難しい
トーンコントロールや彩度のコントロールにも注意が必要
個人的にはアレルギーがないのであれば、白髪染めは通常のカラーの方が使い勝手はいい
デメリットに関しては美容師としてなのでスキルが上がれば解決するかもしれませんね。逆にいえば、美容師のうでのみせどころですね!
自分自身がカラーにアレルギーがあるので、ラクトンカラーはアレルギーのお客様に救世主になれるのではと期待してます。
アレルギーでカラーを諦めてる方や、カラーのダメージが気になる人は是非試してみてください(*^^*)
安全のためパッチテスト(アレルギーチェック)は美容室でしてもらってくださいね!